計算機歴約15年ではじめての Mac。Apple 製品自体が QuickTime 以外では多分はじめて。しばらく放置していた MacBook Pro の設定を始める。現実逃避。
まだ慣れない。余った予算で買ったわけだが、やっぱり自分で金を出さないと信者になりそうにない。今までと違う慣れない状態になったとき、拒絶反応を起こしてしまう。何しろ、Windows 7 になっても速攻でテーマをクラッシックに変えてしまうぐらい保守的。客観的な良さとは関係のないバイアス。
慣れと言えば、結構 GNU に染められているのに気付く。コマンドのオプションが BSD 式で違和感があったり。高校生の頃にちょっと FreeBSD と NetBSD を触っていたはずだが、すっかり忘れている。
トラックパッドに慣れない。トラックポイント大好き人間にはつらい。マルチタッチはいい感じ。
Firefox
使い慣れた Firefox をインストール。さようなら Safari。また気が向いたら戻ってくるかもしれない。この雑記も Mac の Firefox から書いている。はやく It's All Text を入れて Emacs 上で編集できるようにしないとストレスがたまる。はてなはどうしてこうも気安くフォームデータをクリアするのか。
MacPorts
とりあえず git が必要。UNIX 系のツールをインストールする場合、Fink とか MacPorts とかがあるらしい。とりあえず MacPorts を試してみる。この選択が良かったかは分からない。
デフォルトの設定で /opt にインストールされる。Solaris を思い出す。
git
sudo port install git-core +svn +bash_completion
依存関係にあるパッケージ、perl とかを自動的に取ってくる。
git init に成功。pull, commit, push も。日本語ファイル名を撲滅しておくと平和。
emacs
/usr/bin に emacs が入っている。しかし emacs -nw じゃないと起動しない。
MacPorts から emacs-app のインストールに失敗。emacs-app-devel なら通った。なんとかやっていけそうな気がしてきた。
Firefox に It's All Text! を入れた。editor として指定する emacsclient は
バックスラッシュを入力したいのに円記号が出てくる問題。半角の円に用はないのでキーを置換。
(define-key global-map [?¥] "\\") (define-key global-map [?\C-¥] [?\C-\\]) (define-key global-map [?\M-¥] [?\M-\\]) (define-key global-map [?\C-\M-¥] [?\C-\M-\\]) (define-key function-key-map [?¥] "\\") (define-key function-key-map [?\C-¥] [?\C-\\]) (define-key function-key-map [?\M-¥] [?\M-\\]) (define-key function-key-map [?\C-\M-¥] [?\C-\M-\\])
しかし、この emacs は X11 の上で動いていないらしい。X11 forwarding を有効にして Mac にログインして Emacs を起動すると、手元ではなく Mac 側で起動してしまう。
gmake
自分でビルドするのに必要な GNU のツール一式。port で取ってくると gmake, glibtool など g がつく。しかし、UNIX のプログラムをビルドするときはほぼかならず GNU。いちいち Makefile をいじるのは面倒。
PATH のなかで優先度の高い home の bin に make から gmake への symbolic link を作成。これで困ることはまずなさそう。
Microsoft Remote Desktop Connection Client for Mac 2.0.1
Windows の Remote Desktop に Mac からアクセスできる。全画面表示すると見た目完全に Windows。一部のキーが Mac 側で捕捉されてしまって使えない。
Office 2004
Mac の Microsoft Office。手元にあったのは 2008 ではなく 2004。インストールはできたが、XML 形式に対応していない。
Open XML File Format Converter for Mac 1.0.2 を取ってきて入れる。これで XML 形式でも一応読めるようになった。しかし透過的には扱えない。pptx ファイルがあると、一度 ppt ファイルを作ってから、その ppt ファイルを PowerPoint で開くことになる。不便。